2010年1月30日土曜日

IT化進んでないじゃん。の件

「B to Bなビジネスの世界では、ITマーケティング手法というものは全然進んでない」
(企業→企業)

なんてことを日々感じてます。
特に製造業。

世の中のB to C(企業→個人)なビジネスでは、
インターネットを駆使して顧客を引きつける方法に尽力してますが、
製造業の世界では、まだまだ従来のように現場に張り付く営業や、
電話やダイレクトメール、業界紙への広告宣伝が主流です。

今でこそ、製造業でも
ホームページでの商品紹介なんかをやっとりますが、
そこからビジネスへ繋がるものは、
従来の営業手法の1割も満たない売り上げであるのが実情ではないでしょうか。

それは何故か。

買う側、売る側両方に障壁があるように思います。


売る側の障壁
・従来の方法で右肩上がりに成長してきた営業マンが管理職となり、
当然の如く、従来の営業成功体験(みんながイメージするような営業スタイル)を営業の極意として考えている。
・「ITを活用してどのように販売するか」という新たな課題について、考えるのがめんどい。し、何が正しいか判断できない。

買う側の障壁
・従来の購買方法が身近であるため、それを利用(商社や、社内にある製品カタログ)
・インターネットで仕事上での課題を解決することを探し出す。という発想が無い。

にゃにゃにゃにゃー。

ま、
ほっといたら、インターネット情報で卒論を書くような世代が
会社にどんどん入って来ます。

それらの、新人類が会社に増えて来て、
購入したいものや課題に対して「まずはネットで探してみよう!」となり、
製造業における営業手法はがらりと変わるのでしょう。
いかに検索されるような会社になるか。という波が製造業にも遅れてやってくるでしょうか。


もちろん、一部の人々は上記障壁の破壊に取り組み、
効率的なIT利用を編み出している所もあるみたいです。
「ほとんど、口コミか、ホームページからの受注です」という会社もいらっしゃいます。
多分、ものすごく戦略を考えて試行錯誤したんじゃないかなと思います。




実は自分は某メーカーの営業なんかもしてます。
そろそろ社内で波を起こしたいと思ってます。
これが自分の卒業試験であるとも。


と宣言することで、自分にプレッシャーを。

3 件のコメント:

  1. なるほど、業務の効率化という面ですごい良いですな。


    最終的に決めるのは、人という事があるのでこの問題は非常に難しい問題ですな~。

    すべてがインターネットのみで、仕事が行われる時代が来ると、新たな時代に突入したと認めざるおえない。

    かかんに飛び込みましょう。
    ブルーオーシャンですな。

    月曜日は風邪を引いておりました。
    2月8日はいかが?

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  2. すべてがインターネットというか、入り口の選択肢にインターネットがあって、
    最終的には「人」が必要であることには変わりなさそうでやんす。
    そうでなければ、人間力なんていらないもんね。

    8日ですか。
    来名古屋?

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  3. ズバッと書きましたな~ 管理職批判。

    今までの延長線上に答があるとは思うけど、
    その延長線があまりにも長いのに、
    まだ今までの手法でやっているから
    いつまでたっても本当に延長線のまま。

    変化は怖いが変化の先のストーリーが描けないから
    変化をしようとしない。 
    今までベースでの変化だと、過去の成功体験ベースが
    色濃く残る。

    あーあー気持ちよく仕事したいなー

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